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【親に感謝を伝える】 (池川明)
1.「お母さんは、私を理解しようとしない」「イヤなことばかり言う」と、腹を立てている娘さんがいました。 お母さんの嫌いなところを挙げたらキリがありません。 どこにも連れて行ってくれなかった、怒ってばかりいた、ほかの兄弟には優しいのに私には何もしてくれない......。 そこで、聞いてみました。 「本当に、どこにも行ってないの?」 すると、「いえ。小さい頃は、家族で遊園地に何度か行きました」 ちゃんと、連れて行ってくれているじゃないですか。
2.「私には何もしてくれないって言うけど、小さいとき、朝ごはんはどうしていたの?自分で作っていたの?」 「いえ。お母さんが作ってくれていました」 「そう。学生時代、お弁当だった? 給食だった?」 「高校生のときは、お弁当でした」 「そのお弁当、自分で作っていたの?」 「いえ。お母さんが毎日作ってくれました。でも、ほかの子もみんなそうですよ。そんなの当たり前です」
3. 「あのね、お母さんは、隣の家の子のためには、毎朝ごはんは作らないでしょう? あなたのためだから作るんだよ」 「私のため?」 「そうだよ。娘のためだから、わざわざ早起きして毎朝お弁当を作って、朝ごはんも作って送り出してくれたんじゃない」 それに対する感謝はまったくなくて、お母さんのあれがイヤだ、これが嫌いと文句ばかり言っていたのです。 だいたい、子どもは十数年生きてきた時点で、確実に親に面倒を見てもらっているのです。 勝手に大きくなんてなれませんから。
4.私の思う通りに、旦那が行動してくれない。 私の思う通りに、子どもが勉強してくれない。 私の思う通りに、お母さんが考えてくれない。 私の思う通りに、誰も言うことを聞いてくれない。 こうして周囲のダメなところ、イヤなところばかりにフォーカスしてしまえば、毎日してくれること、さりげない優しさや気遣いは見逃してしまいますから、感謝もできません。 でも、そこに気づいたら、今日から小さなことでも感謝しようと思えるはずです。
5.「日々、生きている」ということは、本当に幸せな奇跡です。 それを実感すれば、自ずと、周囲の人への感謝、小さなことへの感謝が湧いてきます。 意識は、いくらでもかえられるのです。
◆産婦人科医の池川明氏は「体内記憶」の日本の第一人者だ。 たくさんの著作があるが、その中にこんな話があった。《子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。》 (青春出版社)より ●生まれる前の記憶を調査するうち、私は不思議な「記憶」と出会うようになりました。体内記憶、誕生記憶にとどまらず、「お母さんのおなかに宿る前」について語る子供がいるのです。 幼い子どものファンタジーと思われるかたもいるかもしれません。 ところが、不思議なことに、子どもたちが語る世界は、細かい部分は違っていても、いくつかの共通するイメージがあるのです。 ●おなかに宿る前は、「雲の上」のような、ふわふわとして安らぎに満ちた世界で、自分と同じような子どもと一緒にいたこと。 天使や神さまのような存在に、優しく見守られていたこと。 そして、自分の意思で生まれることを決め、お母さんを選んで、この世にやって来たということ、などです。 ●たとえば、子どもたちはこんなことを語っています。 「お空から見ていて、あの人がいいなと思ったら、おなかに入るんだよ。ママはベランダにいたから、飛んできて入ったよ」 「優しそうなお母さんを見つけて、おじさんに『あの家がいい』と言った。それで生まれてきたんだよ」 「空の上から、弟と一緒にお母さんを見ていたよ。ぼくが『先に行くね』と言って、生まれてきたの」。 ●子どもたちがお母さんを選ぶ理由は、それぞれ異なります。 「優しいお母さん」「かわいいお母さん」が人気ですが、「寂しそうなお母さん」「泣いているお母さん」を選ぶ子どももいます。 そういう子どもたちは、「ぼくが来たら、ママはさみしくないかなと思ったの」「ママに笑ってもらいたかったから」と、語っています。
◆「親が勝手に生んだ」とか「生まれてこようと思ったわけではない」などという人がいる。 でも、この話の通りなら、我々は誰もが「自分で親を選んで生まれてきた」ということになる。 もし、そうだとするなら、我々はとんでもない間違いを犯していることになる。 自分が決めてきた親や境遇に対して、文句を言っているということになるからだ。 今、親が生きている人はもちろんのこと、親が亡くなってしまった人も… 今一度、親に感謝の念を伝えたい。
2023年12月04日 24回 1件
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【ねばり強く、あきらめないこと】(スコット・アラン)
1.人類の歴史上、あともう少しで成功するところなのに、その直前であきらめた人の例は枚挙にいとまがない。 たしかに打ちのめされたら、あきらめたくなるだろう。 だが、自分のしていることを信じているなら、けっしてあきらめてはいけない。
2.あきらめることは簡単なように見えるが、状況が厳しくなるたびに、あきらめていたら、そのあとでどうするつもりだろうか? 新しいことを始めて状況が厳しくなったら、またあきらめるのだろうか? あきらめることは、言い訳をして物事を途中で放り出すクセにつながりやすい。
3.夢を実現するために努力することは常に困難をともなう。 もしそれが簡単なら、誰でもできる。 どんなに厳しい状況でも粘り強さを発揮するなら、あらゆる状況に対処できる。 これは リーダーの心得であり、人びとはそういうリーダーについていきたくなる。 あきらめないことによって、粘り強さを発揮し、最後までやり遂げて、後悔せずに胸を張って生きていくことができる。 また、そういう生き方は、壁に突き当たって苦しんでいる人たちの手本にもなる。
4.厳しい状況で粘り強さを発揮するための5つのポイントを紹介しよう。● 1.《「そんなに頑張らなくていい」と言う周囲の声を無視する》 「苦しかったら、あきらめ たらいい」と言ってくれる家族や友人に気をつけよう。彼らはあなたの幸せを願い、苦しみを取り除いてあげたいと思っている。 だからもしあなたがあきらめたら、彼らは理解を示してくれるだろう。 だが、あなたは「頑張ったらできたはずだ」という後悔の念にさいなまれることになる。 ●2.《失敗したら教訓を学ぶ》 失敗と向き合い、教訓を学んで前進を続けよう。 ●3.《挑戦を続ける》 成功するために大切なのは、苦しくても挑戦を続けることだ。 ●4.《自分に責任を持つ》 粘り強く前進を続けると、自信と希望がわいてくる。 ●5.《深い理由を知る》 何かを成し遂げたい理由を知れば、おのずとやる気が出る。
◆「私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることです。」(トーマス・エジソン) あと一歩、あと一押しで成功できたのに、そこでやめてしまった、という例は多い。 常に、「もう一回」「もう一回」と成功するまでやり続けること。
◆松下幸之助翁はそれをこう言っている。 「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。 成功するところまで続ければそれは成功になる。」 「ねばり強く、あきらめないこと」を胸に刻みたい。)
2023年12月03日 28回 6件
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【肯定的な習慣】(林健太郎)
1.人間は言葉を駆使する唯一の動物ですが、もちろん、非言語からもたくさんの情報を得ています。それどころか、「非言語コミュニケーションによる影響のほうが、言葉によるコミュニケーションより大きい」という研究すらありますよね。ですから、いくら否定的な言葉を使っていなかったとしても、態度で相手を否定していたらすべてが台無し。全部、相手に伝わると心得ましょう。
2.注意したい主な「否定をあらわす非言語」は、次のようなものです。●眉間にシワを寄せる●口をへの字にする●腕を組む●足を組む*全部、身体のどこかをクロスさせるような仕草ですね。あとは、「貧乏ゆすりをする」「腕時計やスマホを見る」などもあります。
3.逆に、「肯定的な非言語」の中で、とくに重要なのは笑顔でしょう。まず、自分が普段どんな表情をしているか鏡でチェックしてみてください。驚くほど不機嫌な顔をしていてビックリするはずです。是非、口角を上げていない自分に気がついて、笑顔を意識するようにしてみてください。
◆林健太郎氏は、「否定しない習慣」には、「毎日をご機嫌で過ごす」ことも大事だという。●自分の機嫌は自分でとるもの。逆に、他人に機嫌を取らせる人は、人から「おべんちゃらを言われる」「ゴマをすられる」「媚びへつらわれる」「見え透いたお世辞を言われる」というようなタイプの人。つまり、人に気を使わせる人。
◆ゲーテは、「人間の最大の罪は、不機嫌である」という。なぜなら、不機嫌は伝染するからだ。たった一人不機嫌な人がいるだけで、まわりにいる人をみな不機嫌にしてしまう。そして、「毎日をご機嫌で過ごす」ための一番いい方法が「笑顔」でいること。まさに、ウィリアム・ジェームズの言葉、「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」ということ。「肯定的な習慣」を身につけるため…いつも、笑顔で機嫌のいい人でありたい。
2023年12月02日 27回 6件
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【柔らかで温かな人間関係】(小林正観)
1.人間関係のトラブルを解決するために、ほとんどの人は、相手を説得しようとします。「正しいことを言えば、わかってもらえる」とか「常識的なことだから正しい」と考えてしまいます。しかし、人はいつも正しいことを受け入れるのではなくて、温かいものを受け入れるのです。
2.人間関係が柔らかく温かいものであれば、問題は必ず解決されますが、その人との関係がうまく形成されていなければ、いくら正しいことを主張しても、相手は聞き入れてはくれません。何を言うかより、まず先に、人間関係を築くことが大切です。
3.私たちは、人に動いてもらう方法として、説得力を磨くという方法を今まで教わってきましたが、これとは別に「温かく柔らかな人間関係をつくる」という解決方法を覚えておくといいですね。たとえば、親だから偉いということではなく、親は子どもからいかに慕われるか、ということです。
4.子どもは、そもそも親を慕うようにできていますから、これからは子どもを言い聞かせて教育していくという発想よりも、親が「実践者」として、子どもにとっての見本になっていくことをお勧めします。親子関係がいいものになれば、ほかの部分もうまく回っていくから不思議です。親子関係がきちんと構築できて初めて、その延長として、周りの人間関係もスムーズに流れていくように思います。
5.まずは、いちばん身近な人間関係を見つめ直し、築いていきましょう。子どもはそれを教えに来てくれている、とても貴重な存在だと思うのです。《正しいことを受け入れるのではなく、温かいものを受け入れる》
◆「近き者説(よろこ)び、遠き者来(きた)る」という論語の中の言葉がある。『葉公政(しょうこうまつりごと)を問う。子曰(しいわ)く、「近き者説(よろこ)び、遠き者来(きた)る」』葉公が孔子に政治の要諦(ようてい)を質問した。孔子がいうには「近くにいる民が喜び幸せであるなら、遠くにいる民もそれを聞いて集まってくる」、と。
◆身近な人や、自分の周囲にいる人を幸せにできない者は、遠くの人を幸せにすることはできない。自分のまわりの近しい人間関係がゴタゴタ続きでうまくいっていない人が、もっと遠くにいる人を幸せにすることなどできようがないからだ。もし、家族や友人といった身近な人間関係が冷え冷えとしたものだったら、それをとりまく遠くの人間関係はもっと冷たいものとなる。
◆柔らかで温かな人間関係の基本は、「和顔愛語(わげんあいご)」。和顔とは、優しい顔、笑顔のこと。愛語とは、優しい言葉、愛情と思いやりにあふれた言葉。否定語ではなく肯定語を多用すること。たとえ、親子のような親しい間であっても、丁寧で思いやりあふれた言葉を使うこと。そして常に、明るくて機嫌がいいこと。まず、身近なところから…柔らかで温かな人間関係を築きたい。
2023年12月01日 123回 1件 6件
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【継続は力なり】 (内藤誼人・よしひと)
1. アメリカにあるペンシルバニア大学のアンジェラ・ダックワースは、継続できる力のことを「グリット」(Grit)と名づけています。 日本語では「やり抜く力」と訳されています。 どんな分野でもそうですが、大成する人は、みんな生まれつきの能力や才能というよりは、やり抜く力を持っているとダックワースは指摘しています。 継続してやり続けるから成功するのであって、才能があるから成功するのではありません。
2.ダックワースは、ナショナル・スペリング・コンテスト(英単語のつづりの正確さを競う大会)に出場資格を得た190名について調べました。 彼らは、もともと素晴らしい記憶力の持ち主だったのでしょうか。 それとも、言語の能力が異様に高い人たちだったのでしょうか。 いいえ、調べてみるとそうではありませんでした。 彼らは、とにかく粘り強くて、努力を継続できる力を持った人たちだったのです。
3.東進ハイスクールの林修さんの『今やる人になる40の習慣』を読んでいたら、とても参考になることが書かれていました。 東大に合格できた学生にアンケートをとってみると、「そんなに勉強しなかった」と答える人が非常にたくさんいるのだそうです。 ところが、「何時間くらい勉強しましたか?」と聞いてみると、「平日は6時間、休日は8時間くらい」といった答えが返ってくるのだそうです。
4.「そんなに勉強していない」どころではなく、もう十分すぎるほど勉強しているのです。 ただ、東大合格者にとっては、努力をすることが当たり前のようになってしまっていて、本人には「そんなに勉強したつもりはない」と感じられるのでしょう。 目標を達成できる人は、努力を厭いません。 というより、本人は「努力している」とも 思っていないのでしょう。
5.本人にとっては、毎日歯を磨いたり、お風呂に入ったりするような、当たり前の習慣になってしまっているので、辛いとも、苦しいとも感じなくなるのです。 「とにかく簡単に諦めないこと」「少しずつでも、継続していればそのうち苦しさも感じなくなること」の2つの原理をしっかりと覚えておいてください。 《「継続は力なり」を信じる》
◆「苦労話」をする人はちょっとカッコ悪い。 その人が苦労と思って、自慢げに話していることは、ある人にとっては普通のことだからだ。 同様に、「努力自慢」や「忙しい自慢」をする人も、恥ずかしい。 努力を努力と思っていない人は最強だ。 努力が習慣となり、当たり前のことになっているからだ。
◆だからこそ、継続することが大事。 特に、凡人はそこでしか差別化することはできない。 つまり、継続することで突き抜けることができる。 それが「継続は力なり」ということ。 「継続は力なり」という言葉を胸に刻みたい。
2023年11月30日 39回 3件
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【すぐれた老人とつきあうこと】 (瀬戸内寂聴)
【すぐれた老人とつきあうこと】 (瀬戸内寂聴)
1.■あるときわたしは自分の多忙さに負けない方法を考え出しました。 どうせ何かの縁で引き受けてしまった以上、どの仕事も喜びをもって心から進んでやりこなすのです。 厭厭(いやいや)することには情熱は湧きません。 情熱の湧かない 仕事は成功するはずがありません。 仕事をはじめるとき、必ずこれはできる、うまく予想以上にできると自分に暗示をかけます。 必ず成功するのだから嬉しいはずだと自分にいいきかせます。
2.すると、やりたい気持ちが盛り上がってきて、肉体も精神もいきいきしてきます。 その上、自分は仏に護られているという信をあおります。 そのせいかどうか、このときから、少々の紆余曲折はあっても、結果はいい成果を収めているのです。
3.■若い人とつきあうことが若さを保つことといわれますが、それは全く常識的なことです。 むしろ、すぐれた老人とつきあうことのほうが、発奮させられ、元気づけられ、若くなって、老いこまない秘訣ではないでしょうか。
◆森信三先生は、仕事に対する三つの秘訣があるという。
一つ、思い切って、とにかく手をつける。「即今着手」
二つ、一度着手した仕事は二等分線を越えるまでは「一気呵成」にやってのけること。
三つ、仕上げはまず80点級のつもりで、絶対期限を遅らさないこと。
◆この良い意味の「拙速主義」が大事です。 そして、さらにこう語る。
「人間はおっくうがる心を刻々に切り捨てねばならぬ。 そして齢をとるほどそれが凄まじくならねばなるまい」
◆年輩者で、はつらつとして、元気がいい人たちは、みなこの「おっくるがる心」がない。 「即今着手」「一気呵成」「拙速主義」の実践者だ。 そして、その実践は、若い頃よりすさまじいレベルに到達している。 若い人と知り合いになるのが大事なのは言うまでもないが… すぐれた老人とつきあうことはとても大事だ。
2023年11月29日 198回 1件 4件
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【機嫌のいい人がこの世をリードする】(斎藤一人)
1.■あなたはどこかで人の機嫌をとっていませんか? 隣に機嫌の悪い人がいたとき、 「どうしたの? 何があったの」 って、機嫌をとっちゃダメですよ。 あちらの都合で機嫌が悪くなっているのですから。 たとえ隣の人がブスッとしていても、人の機嫌をとらないで自分の機嫌をとるんです。 自分だけニコニコしているんです。
2.機嫌を悪くするのは「悪」なんです。 正しく、楽しく、毎日を生きている人が「悪」に合わせてしまってはいけない。 《たとえ隣の人がブスッとしていても、 人の機嫌をとらないで 自分の機嫌をとるんです。 自分だけニコニコしているんです》
3.■精神的な勉強が好きな人は、つい相手の機嫌をとってあげちゃうの。 機嫌が悪いのはね、嵐とおなじ。 一過性なんです。 嵐がどんなに吹いても、日本が飛ばされたとか、月がなくなったとか、そんなことはありません。 ほっておけばいいのです。
4.そして、自分がニコニコしているだけ。 常に機嫌のいい人が、この世をリードしていくんです。 機嫌よくしていれば、周りが機嫌のいいほうに合わせてくれますから。 《常に機嫌のいい人が、 この世をリードしていくんです。 周りが機嫌のいいほうに合わせてくれますから》
◆ 機嫌がいい人は、明るくて、肯定的だ。 肯定的な人は、失敗を恐れず、冒険的になれる。 何度失敗しても、落ち込むことなく、また挑戦する。 だから、成功する確率も増える。 失敗の山を積み上げた上にしか、成功はないからだ。 大事なことは、人の機嫌に左右されず、自分の機嫌を上機嫌に保つこと。
◆「極楽とんぼ!」とか、「この苦労知らず!」、「世間知らずのボンボン」と非難されようと、いつもニコニコと機嫌よくしていること。 だからといって、いつも上機嫌の人が、世間一般に言われるような苦労をしていないわけではない。 自分の中で「苦労」を「楽しい」に変換しているだけ。 苦労自慢は本当はカッコ悪い。 「常に機嫌のいい人がこの世をリードする」という言葉を胸に刻みたい。
2023年11月28日 136回 1件 10件
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【優しさと気骨】 (行徳哲男)
1.九州の佐賀に「葉隠」という教えがあります。 「武士(もののふ)の道」という。 その「葉隠」の教えは、鍋島藩にいた山本常朝(つねとも)という侍が記したものですが、その中で「侍は“四つの請願”を持て」と言っているんです。
2.侍であるためには、まず第一番に「真剣であること」と言っています。 真剣さがないと侍にはなれない。 それも「その真剣さは深刻さと違うぞ」と言っているんです。 やはり、明るくないとね。 何かの悲劇の主人公のようにして生きるのが真剣ではないぞとね。 明るく伸び伸びと真剣であれ、と。
3.で、二番目が忠誠です。 何か、「この人のためなら、この国のためなら」ということがない限り侍とはいえないと言っている。 三番目が「親孝行」、親孝行ができないと侍ではない。 そして、四番目が「慈悲」なんです。 やはり、思いやりとか、優しさがないと侍ではないよと言っているんです。 慈悲とは母親のような温容な心のことでしょうね。
4.世間の人は侍というと血刀下げて人を切るのが侍だという印象を持ちがちですが、そうじゃない。 侍の武士の「武」という字は、中国の古い文字からきているわけです。 で、あれは中は「とどめる=止」なんです。 外側は「ほこ=戈」ですから、「ほこをとどめる人が侍」です。 つまり、平和を目指す人が侍なんです。 平和を邪魔する人と戦えというのが「葉隠」の教えです。
5.ところが、日本ではそういう教えがだんだんとカビが生えてきた。 そいう失いかけている日本の宝のようなものを掘り起こしていかないと。 この常朝のいう「四つの誓願」というのは「気骨」というものの本質でもあると思うんです。 気骨というのは何も肩肘張ったものではなくてね、足柄山の金時の歌の中に「気は優しくて力持ち」というのがあるが、それが気骨ということだろうと思います。 金時の歌は「力とは優しさ」だといっている。 優しさというのは勇気とつながると思います。
◆ 『気骨のある人は 困難に対して特別な魅力を感じるものだ。 なぜなら困難に立ち向かってこそ、 自分の潜在能力に気づくのだから』(シャルル・ド・ゴール/フランス第18代大統領)
◆どんな困難に出会っても逃げずに淡々と対処できる人と、たいした困難でもないのに悲鳴を上げ、愚痴や泣き言をいって逃げ回る人がいる。 気骨があるかないかだ。 気骨がある人は、肚ができている。 「人生に対して覚悟を決めること。覚悟を決めない限り、真の人生は始まらない」(藤尾秀昭) 覚悟を決め、肚をくくること。 すると、気骨という心棒ができる。 優しさと気骨をあわせもつ人でありたい。
2023年11月27日 46回 8件
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【新しい集まりに入ってみる】 (斎藤茂太)
1.新しい集まりに入っていくのは勇気がいる。 たとえば趣味で絵手紙を習いたいと思って、絵手紙の会に申し込む。 知り合いは誰もいない。 そんなとき、最初に顔を出す日は緊張するだろう。 行ってみると、みんな親切にはしてくれるが、どこかよそよそしい。 他の人はすでにいっしょにやっている仲間なので、親しそうだ。
2.休憩中に、 「そうそう、このあいだのことなんですけど・・・」 と、あなたの知らない話をしている。 あなたは、誰と話していいのか、自分は歓迎されているのかどうか、ちょっと不安になる。 ひとりだけ、みんなの中にとけこめない、疎外感。 もぞもぞして居心地が悪い。 転校生のような気分になる。 帰りがけには、 「またきてくださいね」 と、どの顔もニコニコいってくれるのだが、家に帰ってくるとぐったりする。
3.「次回はどうしようかなぁ。やっぱりやめようかなぁ......」 ここでやめてしまうか、次回も「えいやっ」とでかけるか。 これで人間関係の広がりに差が出てくる。 最初はなんだかとけこめず、仲間はずれのような感じがしても当たり前ではないか。 向こうも初対面の人には礼儀正しく、遠慮がちにふるまうものだ。 新参者のあなたに、すぐにはなじめず、とまどいながら仲間になろうとしているのだ。
4.焦る必要はない。 少々居心地が悪くても気にせず、二回目、三回目とでかけることをすすめる。 そのうちに、あなたがそこにいるのが当たり前になってくる。 とけこんでくる。 そして、いつかあなたも何年来の仲間になるのである。 最初からとけこむことを期待しない。 ゆっくり親しくなって、ゆっくり人間関係を作っていけばいい。
◆「越境学習」という言葉がある。 法政大学の石山恒貴(のぶたか)氏の言葉だ。 「越境学習」とは、自分の居心地の良い場所(ホーム)を抜け出して、アウェイを体験すること。 アウェイは居心地の悪い、すぐにはなじめない場所だが、越境してその違和感や葛藤を味わいながら、なんとかやろうとすることが自分の大きな経験となる。
◆その最初の違和感を乗り越えれば、人としての幅が広がる。 人は居心地の良いコンフォートゾーンをなかなか抜け出せない。 しかし、何があるかわからないこの激変の時代は、まったく違った環境での行動が試される。 たとえば、コロナのような今までなかったような大きな変化に対応できるかどうか、だ。 だからこそ、小さなチャレンジを繰り返す必要がある。
◆「新しい何かを習ってみること」 「新しい習慣を身につけること」 「新しい勉強を始めてみること」 「新しい会やグループに飛び込んでみること」 それが、越境学習だ。 「新しい集まりに入ってみる」 いくつになっても… 新しいことにチャレンジする人でありたい。
2023年11月26日 43回 5件
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【観光旅行とは「光りを観にいく旅行」】 (池田光)
1.世のなかには、光り輝いている人(一隅を照らしている人)がいます。 そんな人は、まわりを元気にします。 銀座まるかんの創業者で、たくさんの本を著している斎藤一人さんは、こういう光っている人に会いに行こうと考えました。 このことを彼らしく、「観光旅行しようよ」と軽妙に表現したのです。 観光旅行とは、「光り(一隅を照らしている人)を観にいく旅行」という意味。
2.では、なぜ、そんな人に会いに行くのでしょうか。 天風さんの教えに、「他面暗示」があります。 私たちが生きる環境にはさまざまな刺激が満ちていて、気づかないうちに影響を与えられています。 これを外界からの暗示とすると、マイナスの暗示を避け、プラスの暗示からよい刺激を受けようというのが、他面暗示法です。
3.プラスの暗示を選ぶ一番わかりやすい方法は、光っている人に会うことでしょう。 光っている人は、積極的な人。 そんな人と会って、いろいろ話しているうちに、「この本で勇気を与えられたんだ」「好きな言葉があって、この言葉で元気になったよ」などと教えてくれたりします。
4.何より雰囲気が積極的で、まわりを元気にします。 気づくと、そんな人と会っていた自分が光る人になっていて、一隅を照らしているはず。 こうして観光旅行を楽しんでいるうちに、十人、百人、千人とその輪が広がり、天風さんが言うように「その周囲はきれいな世界ができる」ことでしょう。
◆ 「一燈照隅 萬燈遍照(いっとうしょうぐう ばんとうへんじょう)」 安岡正篤師の『青年の大成』の中の言葉だ。 一人ひとりが自分のいる場所を明るく照らし、良きことを行えば、その一燈が最初は小さくとも、やがてそれが国中をあまねく照らすことになる。 まずは、自分の周囲、つまり、家族や友人、会社を明るく照らすこと。 それがやがて「世のため、人のため」となる。
◆観光旅行とは、「光り(一隅を照らしている人)を観にいく旅行」 日本各地で光っている人を観にいくこと。 元気と勇気をもらうため、光っている人に会いに行きたい。
2023年11月25日 32回 1件 5件
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